都市基盤整備事業推進大会

平成30年度 都市基盤整備事業推進大会

意見発表者

全国連続立体交差事業促進協議会代表 愛知県半田市長 榊原 純夫
全国土地区画整理事業推進協議会代表 長崎県大村市長 園田 裕史
全国街路事業促進協議会代表 宮崎県宮崎市長 戸敷 正

意見発表

全国連続立体交差事業促進協議会代表

愛知県半田市長 榊原 純夫

皆様、こんにちは。愛知県半田市長の榊原でございます。

本日は、このような素晴らしい席にお招きいただきまして、誠にありがとうございます。この場をお借りして、半田市の紹介とまちづくりの取り組みについてご説明させていただきます。半田市は、名古屋の南にある知多半島の中央に位置しています。半島全域の面積は約392平方キロメートルで、人口は約63万人です。今でも人口は微増しております。

現在、半田市の人口は約12万人で、面積は47.42平方キロメートルです。東は、国の重要港湾に指定されている衣浦港に面し、臨海部には、自動車産業、航空宇宙産業やバイオマス発電施設が立地する工業地帯が広がっています。

市の中心を南北にJR武豊線と名鉄河和線の2本の鉄道が通り、主要な駅は、JR半田駅と名鉄知多半田駅です。JR武豊線は、明治19年に半田市の南の武豊町から大府市へ資材を運び、大府から東海道本線を東西に延ばしたという大変歴史のある鉄道です。JR半田駅には、現存するものとしては日本最古の跨線橋があり、鉄道ファンには、この上ない施設となっています。
半田市と言えば、歴史文化を象徴するキーワードとして4つがあげられます。それが、「山車」「蔵」「南吉」「赤レンガ」です。

まずは、「山車」です。市内には31輌の山車があり、毎年、春には市内10地区で山車が引き廻される春祭りが行われます。
また、5年に一度、市内全ての山車が勢ぞろいする「はんだ山車まつり」が開催され、昨年行われた第8回はんだ山車まつりでは、2日間で55万人もの観光客が訪れています。次回は、2022年に開催の予定です。

2つ目は、「蔵」です。食品メーカーのミツカン本社のある半田運河周辺では、江戸時代から酢や酒などの醸造業で栄え、黒板で囲われた醸造蔵が、今なお、数多く残されています。
この半田運河は、平成29年度に都市景観大賞の都市景観部門で、大賞にあたる国土交通大臣賞を受賞しました。

3つ目は、「南吉」です。半田市は「ごんぎつね」などで有名な童話作家の新美南吉の生まれ故郷です。
写真は、南吉のふるさとを流れる矢勝川の堤に咲く300万本の彼岸花です。9月下旬には、真っ赤な絨毯が敷きつめられたような幻想的な景色が広がり、毎年10万人を超える方が訪れています。

最後は「赤レンガ」です。明治31年にカブトビールの工場として建てられた日本有数の赤レンガ建物です。この建物は、明治建築界の三巨匠の一人、妻木頼黄が設計しています。
当時の大手4大ビールメーカーである北海道のサッポロビール、東京のエビスビール、横浜のキリンビール、大阪のアサヒビールに対して果敢に挑戦し、最盛期には10%以上のシェアを誇っていました。その後、合併等により今は建物を残すのみとなっておりますが、平成27年に観光拠点としてリニューアルし、この中では明治・大正時代のレシピを元にしたカブトビールを楽しむことができます。

それでは、次に半田市で連立事業及び区画整理事業を行うに至った背景について、説明します。
本市の中心市街地は、名鉄知多半田駅前とJR半田駅前を中心とする、赤色で囲まれた商業地域に形成されています。しかしながら、中央を南北にJR武豊線が走ることで、東西に分断されている状況となっています。
JR武豊線の西側に位置する、名鉄知多半田駅前のエリアの現状を紹介します。こちらのエリアでは、平成2年度から平成27年度にかけて土地区画整理事業を実施し、計画的に道路や公園の整備、宅地の再配置を行ってきました。
現在では、基盤整備の実施により、歩行者などの安全性や生活環境の向上が図られています。また、駅前では、市街地再開発事業として、子育て支援施設や商業施設、マンションが入るビルが建設されるとともに、商業や医療関係施設などの立地が進み、賑わいが戻りつつありますが、まだ十分とは言えない状況です。
次にJR武豊線の東側に位置する、JR半田駅前のエリアの現状を紹介します。JR半田駅前周辺では、狭い道路が多く、老朽化した建物が密集し、昔ながらの住宅街となっております。
昭和の時代には、知多半島随一の商店街と言われ、銀座本町という地名もある程でしたが、現在の駅前では、多くの店舗が閉店し、シャッター街となって賑わいが失われてきています。
名鉄知多半田駅を降りて、東へ進むと、低くて狭いJR武豊線のガードがあります。これをくぐらないとJR半田駅前に抜けられないということで、その昔、ミツカンに就職した学生が入社式の当日に名鉄知多半田駅を降りて本社に向かう際、このガードを見て、本社に行くのを諦め、そのまま退社届を出して帰ってしまったという逸話があるそうです。
さらに、JR武豊線と交差する幹線道路では、朝夕の通勤、通学のラッシュ時には、渋滞が発生し、円滑な通行が妨げられています。
これらの課題を解決し、地域全体を活性化させるために、JR武豊線を高架化し、JR半田駅前では土地区画整理事業を行うこととしています。約10年前、当時の国土交通大臣にこうした状況を見ていただき、何とかしなければいけないという話の中で、事業化に向けて尽力した結果、平成28年度に鉄道高架の事業認可を頂くことができました。
JR武豊線の高架は、別線方式を採用し、延長約2.6kmの区間で実施します。これにより、幹線道路3か所を含む9か所の踏切を無くすとともに、新たに横断が可能となる都市計画道路等を含む12か所の交差道路を作ることにより、東西交通の円滑化が図られることとなります。
あわせて、JR半田駅前で、約6.2haの土地区画整理事業を実施し、知多半田駅前と一体的な市街地の形成を図り、生活環境の向上や駅前にふさわしい賑わいを創出していきます。
区画整理の東側300mの位置には、冒頭で説明した半田運河があります。
ここには、テレビコマーシャルでもよく紹介されているミツカンの蔵や、世界で唯一の酢の博物館、ミツカンミュージアムがあります。当時、江戸へ酢を運んでいた弁才船が原寸大で再現されており、江戸への航海が体験できます。
また、日本酒の博物館の、国盛「酒の文化館」など半田を象徴するような施設が多数存在しています。
今後、それらを活かしたまちづくりを実施し、訪れた方に半田の歴史や文化を感じていただけるような整備を進めていきます。
また、JR半田駅には、現存する日本最古の跨線橋や油庫、その周辺にはSLなど歴史的価値の高いものが多く存在します。今後、どのような形で残していくかを市民とともに決めていきたいと考えています。
これら観光資源等を活かしたまちづくりを進めるとともに、JR武豊線の高架化や区画整理により、一体的な市街地を形成することで、賑わいと活気にあふれ、市民が愛着や親しみ、誇りを持てるようなまちを目指してまいります。

事業の概要と今後のまちづくりについては、以上となりますが、これらを計画的に実施していくためには、国土交通省や愛知県のご理解、ご協力が不可欠であります。それをいただきながら半田市の中心市街地の活性化に取り組んで参りたいと思いますので、引き続き、ご支援賜りますようお願いいたします。

ご清聴、ありがとうございました。

榊原 純夫 愛知県半田市長 による意見発表

半田市発表資料パワーポイント(PDF:1.84MB)

半田市長プロフィールシート(PDF:506KB)

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全国土地区画整理事業推進協議会代表

長崎県大村市長 園田 裕史

新幹線開業に向けたまちづくり(新大村駅周辺土地区画整理事業)

皆さまこんにちは。

ただいまご紹介をいただきました、長崎県大村市長の園田でございます。

本日は、このような素晴らしい席にお招きいただきまして本当にありがとうございます。

それでは、大村市の新幹線開業に向けたまちづくり(新大村駅周辺土地区画整理事業)につきまして発表をさせていただきます。

大村市は、長崎県のほぼ中央部に位置し、東は多良山系、西は大村湾を望む自然豊かなまちです。

世界初の海上空港である長崎空港や長崎自動車道大村インターチェンジ、長崎で初めての木場スマートインターチェンジという2つのインターチェンジを有しております。2022年度には九州新幹線西九州ルートが開業し、交通拠点として最適な立地環境にあります。

人口においては、市制当時の人口は約4万人(39,572人)でしたが、現在は9万6千人を超え、ここまで50年間連続で人口が増加をしておりまして、県内の13市では唯一人口が増加しているまちです。

昨年度は、総務省から地方自治法70周年記念という事で、総務大臣表彰を受賞いたしまして、全国人口減少が著しいまちの中で、人口がまれに増加をし続けている10か所として発表されている所でございます。

大村市は、今年7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」との関係性が非常に深く、日本初のキリシタン大名である大村純忠は、「天正遣欧少年使節」をローマに派遣するなど、歴史に残る偉業を成し遂げております。

また花のまちでもございまして、「日本さくら名所百選」の地に選ばれている大村公園があり、また桜の後には九州最大級の規模を誇るハナショウブが咲き誇っております。

さらに、ボートレースは全国に24場ございますが、「ボートレース発祥の地」である「ボートレース大村」では、今年9月よりナイターレースを導入しております。

次に大村市のまちづくりについてご説明いたします。

本市では、順調に人口が増え続けておりますが、将来的な人口減少や高齢化を背景としまして、持続可能な都市経営を可能にしていくことが必要と考えております。

このような中、平成26年8月に施行された「都市再生特別措置法の改正」に伴い、全国に先駆けて、平成29年3月に「大村市立地適正化計画」を策定し、「コンパクト・プラス・ネットワーク」のまちづくりを目指して取り組んでおります。

これは大村市の大体の様子ですが、本当に絵に描いたようなコンパクトなまちです。

先ほど、ご説明させて頂きました九州新幹線西九州ルートの新大村駅周辺地区につきましても、都市拠点として都市機能誘導区域に新駅前を位置付けております。

つづきまして、九州新幹線西九州ルートについてご説明いたします。

ルートとしましては、博多駅から長崎駅までとなっており、現在、工事を行っておりますのが、武雄温泉駅から長崎駅間の延長約66kmをフル規格で整備しております。

九州新幹線西九州ルートは、フリーゲージトレインによる運行が予定されていましたが、フリーゲージトレインの完成のめどが立たないため、2022年度の新幹線開業は、武雄温泉駅での対面乗換方式(リレー方式)による暫定開業になります。

本格開業の在り方については、国などにより「フル規格」「ミニ新幹線」といったフリーゲージトレイン以外の整備手法で検討が行われております。

我々は、絶対にフル規格で整備をして頂きたいという風に考えております。そういった事から、大きい効果をもたらすものと考えております。

それは何も長崎・大村だけの事ではなくて、全線フル規格での整備により、アジアからの玄関口として、長崎空港や佐賀空港から訪日外国人観光客を受け入れ、新幹線でつなぎ、関西や中国方面へ送る。
国もインバウンドの目標を2030年に6千万人と掲げており、その起爆剤になるのは、この西九州ルートであると我々は考えております。

現在、関東から関西のいわゆるゴールデンルートと言われているものに加えて、この西日本から関西までを繋ぐことが出来れば、私は勝手にプラチナルートだと考えております。それが6千万人を達成するための起爆剤だと考えております。

さらには、国内で3つ整備される予定のIR誘致についても、ハウステンボスを中心に長崎県として取り組んでおりますので、九州新幹線西九州ルートがフル規格で整備されれば、長崎だけの問題ではなくて、九州全体に波及し、それは中国・関西へも繋がっていくという考え方でございます。

是非、フル規格について、みなさんからの応援を頂ければと考えております。

大村市の航空写真でございます。

新幹線新大村駅は、市の中央部に位置し、長崎空港から約4km、長崎自動車道大村インターチェンジから約1kmの位置に設置されます。

つまり、4km圏内で、空港・新駅・インターチェンジという事が重なっておりまして、非常にコンパクトな中で、交通結節点が結ばれているという、全国的にみてもまれな地域です。

こちらが、新大村駅周辺地区のイメージパースとなっております。

新大村駅を中心として、土地区画整理事業により、市で道路や公園等の基盤整備を行うとともに、駅前の公有地には民間企業の誘致を図りながら、都市機能の誘導を図っていく計画としております。

新大村駅周辺土地区画整理事業の平面図でございます。

駅の東側約6.4ha、西側約3.1ha、計9.5haとなっております。

事業期間は、平成28年度から平成38年度までとしており、総事業費は約64億円となっております。

道路等の公共施設は、新幹線開業までに完了を目指しているところでございます。

事業の進捗につきましては、現在までに仮換地指定が約97%完了し、今年3月から区画道路や宅地整備に着手しております。

また、駅周辺の土地利活用につきましては、民間活力の導入によるまちづくりを目指し、公有地3.2haを民間事業者による開発を中心とした検討を進めており、来年度公募を予定しております。

このことから、今年度、民間事業者との対話を行うサウンディング型市場調査を実施している状況です。

そういった状況で、現在サウンディングを行って、来年度公募を行うという事で、今後のまちづくりを進めて、ストック効果の最大を示していきたいと考えております。

最後に1つだけ、新駅前の土地区画整理事業を行っておりますが、繰り返しになりますが、空港とインターチェンジを近くに有しておりますので、ここの開発が先ほども言いました、「コンパクト・プラス・ネットワーク」をしっかりと示す全国のモデルケースだという気概で取り組んでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ご清聴ありがとうございました。

 

 

園田 裕史 長崎県大村市長 による意見発表

大村市発表資料パワーポイント(PDF:1.96MB)

大村市長プロフィールシート(PDF:506KB

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全国街路事業促進協議会代表

宮崎県宮崎市長 戸敷 正

宮崎市の戸敷でございます。平成30年度都市基盤整備事業推進大会が、盛大に開催される中、このような機会を与えていただきまして、大変感謝申し上げます。
本日はどうぞよろしくお願いします。
時間の都合もございますので、本日につきましては、宮崎らしさを生かしたまちづくり、都市基盤事業実績となります「市民の命を守る事業」そして、現在進行中の主な街路整備事業として2つほど紹介したいと思います。

まずは、宮崎らしさを生かしたまちづくりでございます。私は、市長就任以来、宮崎市が持つ宮崎らしさにあらためて価値を見出し、その価値が源となり宮崎市の強みになると考えてきました。
具体的には、食、スポーツ、神話、花をそれぞれ、生命、躍動、日本、癒しの4つの源と捉えました。この4つの源から「宮崎らしさ」を効果的に発信し、更なる価値を高めていけるよう、今なお知恵を絞っているところでございます。
このような中、本年3月に、第五次宮崎市総合計画を策定しました。細かな説明につきましては割愛させていただきますが、右側3段目に赤で示しております基本的な考え方として、「市域の均衡ある発展」や「災害に強いまちづくり」を掲げております。さらに、その中の基本目標には、「地域の特性に合った社会基盤が確保されているまち」として具体施策を掲げているところでございます。

それではここから、「市民の命を守る事業」として取組んだ主な実績を紹介します。
まずは、津波発生時の特定避難困難地域と指定されていた地区に消防団車庫や集会室等を兼ねた複合型の避難施設を設置しました。この他、避難タワーも2箇所設置したところでございます。
次に、宮崎市を代表する観光スポットでもあります青島地域が、津波による浸水想定区域にあり、保育所や公民館等の公共施設の全てが老朽化しておりました。そこで、それらの施設を一体的に集約した複合型施設として整備し、災害時の重要な活動拠点としたところでございます。
次に、宮崎市郡医師会病院の移転支援でございます。地域の基幹病院で地域災害拠点病院でもありますが、津波浸水想定区域内に立地していました。このため、東日本大震災後に制度化された「一団地の津波防災/拠点市街地/形成施設」の都市計画決定を行いました。
医師会病院だけでなく、歯科医師会や薬剤師会が経営する歯科福祉センターや薬局、更には看護学校も集約移転するとともに、隣接地には災害時に様々な利用が可能な「防災緑地」を配置しました。
現在、造成工事を進めており、医師会病院については、先月、工事着手したところでございます。

最後に、現在取組んでいる主な街路事業を紹介します。

宮崎市の都心部におきましては、宮崎内環状線としての基幹道路の整備を行っておりますが、交通の円滑化や利便性の向上はもとより、災害時における緊急輸送路や避難路としての機能の確保を念頭にした、橋梁・道路の街路整備を促進しています。
一つは、2021年3月開通予定の昭和通線小戸之橋の架替え事業となります。
また、もう一つは、2025年の開通を目指した宮崎駅東通線整備事業でございます。

まずは、小戸之橋架替え事業でございます。この橋は、旧橋が築50年経過して老朽化が著しく、大型車の通行規制を行っておりました。また、多くの橋脚が河川を阻害するなど様々な危険性を持っておりました。その架替えにあたっては、コスト縮減を踏まえつつ、仮橋を架けずに約7年半通行止めにしたプロジェクトとして取り組んできました。市民の方々には多大に不便さを与えることとなりましたが、この不便性が橋の重要性を再認識するきっかけとなり、新橋設置に向けては、有識者や市民、学生らによる様々な視点から検討を重ねた構想としました。さらに、旧橋の撤去時には、市民を中に立ち入らせて、普通ではなかなかできない、遊び心満載のイベントも実施したところでございます。
先程、7年半の通行止めと申しましたが、小学校低学年だった子供たちが通学で利用する中学、高校となる年月です。そこで、小学3年生を対象に橋に関する特別授業を実施しました。また、右上の写真は、小戸之橋に関して作成したリーフレットで、左下の写真は、先月行われた「小戸之橋ストリートフェスティバル」と題したイベント案内でございます。
これらについては、地元の方々と協働で実施したもので、特にイベントは地元主体で毎年実施しているものです。旧橋の撤去からこれまで、地元主体で持続的な取り組みがなされ、まさに、“はしづくり”が“まちづくり”にも繋がったと実感しているところでございます。
次に、宮崎駅東通線整備事業でございます。宮崎駅東口から宮崎港を含む臨港地区に向かって片側2車線で整備しています。狭隘道路の解消や交通分散化といった地域の課題解決とともに、緊急輸送道路として、災害時における人命を守る道路となるものです。
また、駅と港周辺を結ぶ新たなシンボルロードとして、都市景観に配慮して進めておりますが、住民の意見を真摯に受け止めながら計画的な整備としているところです。
宮崎港につきましては、現在、宮崎-神戸間に就航中のフェリーの老朽化やモーダルシフトによるトラック運転手の労働環境の改善、更にはインバウンドをはじめとする観光需要への対応等のため、2022年に2隻のフェリーを新たに建造し、就航させる予定となっております。また、宮崎駅東口周辺においては、5,000席以上のアリーナ建設候補地選定を含む検討を進めているところであります。このような状況から、宮崎駅東通線の整備意義は、ますます高まっているところでございます。
駆け足の説明となりましたが、説明は以上となります。

最後のスライドでございますが、本市では、独自に子供たちに選んでもらった「宮崎市版・365日誕生花」を選定しておりますが、本日の花は「カランコエ」、花言葉は「幸せをつげる」となっております。

以上でございます。ご清聴ありがとうございました。

戸敷 正 宮崎県宮崎市長 による意見発表

宮崎市発表資料パワーポイント(PDF:1.48MB)

宮崎市長プロフィールシート(PDF:470KB)

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