都市基盤整備事業推進大会

平成29年度 都市基盤整備事業推進大会

主催者代表挨拶(要旨)

全国街路事業促進協議会会長
横浜市長 林 文子

皆様こんにちは。横浜市長の林文子でございます。
大変お忙しい中、全国各地から、「都市基盤 整備事業推進大会」にご参加いただき、誠にありがとうございます。また、野田・参議院 国土交通委員長をはじめ、国会議員の先生方、そして、国土交通省の皆様方に、ご臨席をいただいております。日頃から、大きなお力添えを賜り、改めて厚く御礼申し上げます。

本日は、ともに都市基盤の整備に力を尽くす、自治体・事業者の皆様が、一堂にお集まりです。生活の安全・安心を確保し、快適で活力あるまちを創るために取組を重ね、これまでも着実に整備を進めてまいりました。しかし全国には、17,000キロもの未整備街路をはじめ、いまだ未着手の事業が、数多く残されています。また今年は、7月に九州北部と秋田で記録的大雨が発生し、10月にも各地が台風の被害に見舞われるなど、自然災害が頻発・激甚化しています。いつ起こるとも分からない大地震にも備えるため、対策を急がなければなりません。また、人口減少や高齢化、空き地・空き家の増加が、まちづくりに深刻な影響を及ぼしています。コンパクト・プラス・ネットワークの構築、都市の「スポンジ化」対策が、急務です。

このように課題が山積する中、都市基盤整備に必要な予算は、年々厳しさを増しています。また、この後ご審議いただきますが、目下の課題が、いわゆる「道路財特法のかさ上げ措置」が、今年度末に期限切れとなることです。私たち自治体・事業者は、日々、選択と集中を進め、真に必要な事業の推進に取り組んでいます。国にはぜひ、私たちの決意をしっかりと受け止めていただき、予算の安定的かつ持続的な確保、そして、必要な仕組みづくりを進めてくださるよう、ここに集まる4団体を代表し、強くお願い申し上げます。

また本日は、株式会社 昭文社の大川朝子様より、自治体とのコラボレーションによる、地域の魅力の 発掘、効果的な発信について、講演をいただきます。私たちが取り組むまちづくりは、各地域の魅力づくりに直結しており、現在、増大の一途をたどるインバウンド需要をしっかりと捉えていくうえでも、大変有意義なお話を伺えるものと思っています。
また、高橋・水戸市長、吉田・時津町長、安田・向日市長より、地域の特性を活かしたまちづくりの 事例について、発表をいただきます。大会の最後には小野寺・青森市長に、大会決議を朗読していただきます。

本日の大会を契機に、4団体相互に、これまで以上に 連携し、邁進してまいりたいと思います。
本日は、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

林 文子 横浜市長の挨拶

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