都市基盤整備事業推進大会

令和元年度 都市基盤整備事業推進大会

大会決議

全国土地区画整理事業推進協議会代表

群馬県館林市長 須藤 和臣

皆様こんにちは、区画整理を代表いたしまして決議文(案)を読ませていただくところでございますが、議長の今のオーダーのとおり私どものまちづくりについても少々紹介させていただきたいと存じます。

私共の「市街地整備のとりくみ」~ 日本遺産「里沼」のある館林~ということで少々お時間をいただきたいと思います。

私ども館林市は群馬県の東端に位置してございまして、「鶴舞う形の群馬県」その頭・くちばしのところにございます。北には栃木県、南には埼玉県そして、茨城県の古河市とちょうどキスをしているような位置でございます。このような県境に入り組んで、人口7万6千人ですけれども、こうした状況の都市は全国的にも少なかろうと存じます。

そして、5月20日に私どもの沼、利根川と渡良瀬川にはさまれた沼が5つほどございます。これらを里沼と表現いたしまして、日本遺産として申請しましたところ、おかげさまで認定をいただきたきました。その中でも3つの沼をご覧いただきたいと思います。

「祈りの沼~茂林寺沼」、「守りの沼~城沼」、「実りの沼~多々良沼」と称します。それぞれの沼の周辺に遊歩道がちょうど整備を完成いたしまして、多くの方が沼辺を歩く、ウォーカブルな都市となっております。

食品産業のまちとしても集積しております。ご覧のとおりの企業でございますが、私どもの地下には、130年前に降った雨が浸透しろ過されて、そういった地下水を集水している街でございます。そうした水を求めて企業が集積しております。

そしてカルピスさんでありますけれども、ちょうど100周年を迎えたということで、駅もカルピスにラッピングされています。

また、「つつじが岡公園」あるいは「夏の花ハスジャングルクルーズ」が最近では知られてございまして、「ヌマベーション」=「沼辺にイノベーションしていこう、新しい顧客の創造をしていこう」と取り組んでございます。

さらに周辺には、板倉町、明和町、千代田町、邑楽町と人口1万人から2万5千人規模の都市がございまして、それらの地域と館林都市圏の立地適正化計画を策定し、それぞれの特徴に応じて役割分担をいたしているところでございます。館林市が中心を担っています。

そして区画整理事業でございますが、区画整理事業につきましては、昭和37年から着手いたしまして、今まで8地区215.9ヘクタールが完了いたしました。

現在も赤で囲った区域でありますけれども、182.1ヘクタールが市施行しているところでございます。やはり区画整理が実施されますと、昨今の人口減少の中におきましても、人の集積と人口の増加がこのエリアは図られているところでございます。

そしてその事業の一環といたしまして、館林駅の西口を今般整備いたしました。これは整備だけではなく、こうしたウエストファームマーケットと言いまして、この周辺をやはり小商いのお店が出れるようなゾーンに形成しており、最近では事業承継が中々なされない中、こういった取り組みをしているところでございます。

白鳥がいま沢山飛来をいたしております。皆様にもぜひ館林市にお越しいただければ幸いでございます。

それでは、決議文の朗読に移らせていただきます。

須藤和臣 群馬県館林市長による大会決議の朗読

館林市発表資料パワーポイント(PDF:1.8MB)

 

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