平成26年度 都市基盤整備事業推進大会


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意見発表 全国土地区画整理事業推進協議会代表
滋賀県近江八幡市長 冨士谷 英正
  みなさんこんにちは。滋賀県の近江八幡市長、冨士谷 でございます。本日は都市基盤整備事業推進大会におきまして、街路事業代表として、本市が取り組んでおります。事業の概要を発表させて頂く機会を頂戴いたしましたことを深く感謝申し上げる次第でございます。
はじめに、市の概要としまして、近江八幡市は滋賀県のほぼ中央部に位置しておりまして、平成22年3月に隣町の旧安土町と合併を致しまして、現在の人口は約82,500人をはじめて超えたところでございます。
また、全国で唯一、淡水湖の有人島でございまして、国の離島振興法の指定を受けました「沖島」や、琵琶湖最大の内湖であります「西の湖」等の豊かな自然環境と、また、皆様方ご存知のように織田信長の居城でありました「安土城跡」や、あるいは豊臣秀次の居城であります「八幡山城」、そして全国に数多くの和洋建築を残している、ウィリアム・メレル・ヴォーリズによる建築物、さらには近江商人の町並等、歴史的遺産にも大変恵まれた田園都市でもございます。
また、本市内にはJR琵琶湖線が通りまして、「篠原駅」「近江八幡駅」、そして「安土駅」の3駅が公共結節点としての役割を担っております、本日はそのうちの『篠原駅の整備』につきまして、お話をさせて頂きたいと存じます。
篠原駅整備につきましては、平成24年度から、「駅舎・自由通路のバリアフリー化」と「南口開設に伴う利便性の向上」を目的に、これまで整備を進めて参ったところでございます。
また、駅整備と合わせまして、周辺整備として、今までは南口が無かったことから、「アクセス道路の新設」や、「県道バイパス道路の新設」。加えて、長年の懸案事項でございました「地域の排水対策工事」を行っているところでございます。
各整備に係る手法としましては、全国でも類例のない共同事業として、隣接します野洲市、竜王町、そして、篠原駅の所在地であります私ども近江八幡市の2市1町で「協議会」を立ち上げまして、事業費の負担と、職員派遣を受け、駅整備に係る事業を進めている点でございます。
それぞれの市町(しまち)で負担割りを協議会で協議・決定し、事業費のうち、近江八幡市が5割、野洲市が4割、竜王町が1割を負担するという協定書を結びまして、職員もそれぞれ2年任期で派遣を受け、実施してきているものでございます。       
本市・近江八幡市としましては、事業費の半分の負担で駅舎整備が行えるという、大変大きなメリットを頂いているところでございます。
続きまして、今回の整備事業としまして、「北口広場」、「駅舎・自由通路」、「南口広場」で、この南口広場の地下に地域の排水対策としまして、2,200トンの調整槽を設けるものでございます。併せて「県道バイパス道路」を滋賀県が施工しており、これらを一体的に整備することで、市民の利便性と、新たな交通結節点へのアクセスの向上を図ることにより、地域の活性化を生むことと確信している次第であります。 
次に、駅南広場に隣接します「アクセス道路新設」の状況ですが、この周辺の方々は、駅を利用するには、南側に改札が無いため、北口まで踏切を渡り、遠回りする形で駅を利用する手段しかありませんでした。
そうしたことから、南口の新設を行うべく、10月からはアクセス道路の本工事にも取り掛かっているところでございます。
次に、アクセス道路と並行して施工を頂いております「県道バイパス道路の新設」も、滋賀県において順調に進めて頂いておりまして、こちらもバイパス道路の本工事に入る段階にきておりまして、年度内での完成を聞いているところでございます。
次に、「排水対策工事」でありますが、この事業対象地域は、長年、雨水排水状況が悪く、ひとたび大きな雨が降りますと、浸水被害の出るところであり、今回の駅舎整備と併せて、長年の懸案事項を解決しようとするものでございます。
最後に「今後のスケジュール」については、周辺の各道路整備工事や排水対策工事は、今年度中に完成予定で、平成27年秋頃の新駅舎完成後、南北広場の仕上げ工事を完了させる予定でございます。
市民の期待が大変大きい事業でございまして、多くの皆様から用地提供や、各整備にご協力を賜っていることに対して、本当に改めまして感謝の念を感じているところでもございます。
結びになりますが、自治体の財政事情は依然厳しい状態が続いておりますけれども、駅舎整備や都市計画道路整備のように多額の事業費を要します大型事業の成功には、国会の先生方をはじめ、国土交通省の皆様方や、各関係機関のご理解とご協力が不可欠であります。そういった意味で、今日までのお礼と今後も多様なご支援を賜りますようお願いを申し上げまして、私の意見発表とさせて頂きたいと存じます。 

冨士谷 近江八幡市長による意見発表
冨士谷 英正 近江八幡市長による意見発表
意見発表 都市再開発促進協議会代表
福井県敦賀市長 河瀬 一治
  みなさん、こんにちは。
敦賀市の河瀬でございます。本日は、この大会で意見発表できる機会を得ましたこと、皆様方に心から感謝申し上げるところでございます。
私どもは、平成18年度から「敦賀駅周辺整備構想」を実現するため、駅舎改築、駅前広場整備、そして駅西地区土地区画整理事業を行っております。今回その区画整理の取り組みにつきまして、「敦賀駅周辺整備構想の実現に向けて」と題しまして、お話させていただきます。
敦賀市は、福井県の中央、面積251平方キロ、人口は、約6万8千弱でございます。北に敦賀湾の入り口がございまして、日本海に面しておるところであります。他の三方につきましては、山岳が連なっておりまして、敦賀の平野を取り囲んでいるような状況でございます。若狭湾、日本海側では唯一のリアス式海岸でございまして、非常に風光明媚、またいろんな食材なども豊富なところでもございますし、敦賀湾につきましては、日本海での、天然の良港と言われておるところでもござます。
三保の松原、虹の松原、そして気比の松原という三大松原のひとつがあるところでもございます。
明治時代になりますと、敦賀は鉄道と港の時代を迎えました。明治2年、日本初の鉄道となる4路線の一つとして、京都−敦賀間の鉄道建設が決定され、明治15年には、日本海側初の線路が敦賀に敷かれたわけであります。その後、明治45年に「欧亜国際連絡列車」の運行が始まり、新橋−金ケ崎間を直通列車が走りました。
 現在において、北陸新幹線は、東京・大阪間を日本海側でつなぎ国土強靱化地方重視の国土軸を形成するもので、平成24年6月に金沢・敦賀間が着工認可されました。
そこで、敦賀駅周辺におきましては、平成18年10月に策定しました「駅周辺整備構想」に基づきまして、「港まち敦賀」の玄関口にふさわしい「賑わい交流拠点」づくりにむけまして、駅舎の改築、駅前広場整備、駅西地区土地区画整理事業を行うこととし、当該地区の総合的な整備を行っておるところであります。
この構想に基づきまして、平成19年度より、土地活用を図るため、「敦賀駅西地区土地区画整理事業(4.7ha)」を実施し、平成28年度の完了を目指しておるところであります。
この地区は、公共用地率が大きく、施工後の宅地総価額が減少する減価補償地区でありますことから、その減価補償金をもって宅地の先行買収を行いまして、事業を進めてまいったところでございます。
換地計画においては、地区内の住人が快適に過ごせるよう居住エリアに公園を整備するなどの配置計画を行いました。幅員16mの都市計画道路と幅員10mの街区道路に囲まれました街区に、平成9年に国鉄清算事業団等から先行取得しておりました土地等を集約することで約1.7haの市所有地を配置致しているところでございます。
この区画整理の実施によりまして再編された低未利用地(約1.7ha)は、『港まち敦賀』の玄関口にふさわしい『賑わい交流拠点』づくりとなりますよう土地活用を実施しております。

駅舎の改築につきましては、本年4月に、敦賀の玄関口に新たなシンボルといたしまして、列車の待合としての利用も可能な敦賀駅交流施設がオープン致しました。その愛称を「オルパーク」と名付けたところでございますけれども、私どもの地域では、人がいるということを「おる」と言いますものですから、人がたくさん集まっている、おる、ということで、そのような名前がつけられたところでございます。
その外観につきましては、明治42年頃の駅舎の面影を残しながら、敦賀のまちの将来像も象徴的に組み込まれました。
さらに、駅前広場ですけれども、北陸デスティネーションキャンペーンに合わせまして、平成27年秋の完成を目指し、現在、整備を進めております。キャノピー(歩道の上屋)につきましては、先に整備完了しました敦賀駅交流施設の外観と一体感あるデザインや素材を採用するなど総合的・一体的整備を行っておるところであります。
こうして敦賀市は、古くから交通の要衝として栄えてきた歴史的裏付けを基に、港、鉄道、高速道路そして新幹線により、全国から人が集まる社交場として、賑わいの交流拠点作りに取り組んでいるところであります。
結びになりまして、昨今、私どもの時代は厳しい時代をむかえておるところでございます。地方創生は地域の特性に基づく区画整理事業など、まちづくり事業の成功が鍵、というふうに私は確信致しております。
国土交通省をはじめ関係機関の方々にはご理解をいただき、更なるご支援のお願いを申し上げたい、とこのように存じます。

河瀬 一治 敦賀市長による意見発表
河瀬 一治 敦賀市長による意見発表
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